ラボの概要
この Amazon Web Services (AWS) ラボでは、AWS サーバーレスアプリケーションモデル (AWS SAM) を使用してサーバーレスアプリケーションプログラミングインターフェイス (API) をデプロイする実践的な経験を積むことができます。Python ベースのソースコード内の各ファイルの目的を理解し、基本的な AWS Lambda 関数をデプロイし、最終的には Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) オブジェクトのコンテンツを読み取る高度な関数を実装するプロセスを学習します。
目標
本ラボを修了すると、次のことができるようになります。
- 事前にロードされたアプリケーションコードを使用して、事前設定済みの AWS Cloud9 インスタンスにアクセスする。
- 3 つのアプリケーションファイル (app.py、requirements.txt、template.yaml) とその目的を確認する。
- sam build コマンドと sam deploy–guided コマンドでアプリケーションをビルドしてデプロイする。
- ブラウザで API エンドポイントにアクセスし、Client URL (curl) コマンドを使用して最初の静的テキスト応答を表示する。
- AWS SDK for Python (Boto3) を使用して object1 ファイルからコンテンツを取得し、そのファイルのコンテンツを Lambda レスポンスに含めるように app.py ファイルを変更する。
- 更新したアプリケーションを再デプロイし、object1 ファイルのコンテンツが返されることを確認する。
技術知識の前提条件
このラボを修了するには、以下の条件を満たしている必要があります。
- AWS マネジメントコンソールの基本的な操作について理解している。
- AWS Cloud9 コードエディタとターミナルを使用したスクリプトの編集や実行に習熟している。
- AWS SAM、Amazon API Gateway、AWS Lambda、AWS CodePipeline、AWS CodeDeploy、AWS CloudFormation の基本的な知識を備えている。
所要時間
このラボの所要時間は 30 分です。
アイコンキー
このラボでは、さまざまな種類の手順と注記への注意を促すため、各種アイコンが使用されています。以下のリストは、各アイコンの目的を説明したものです。
- コマンド: 実行する必要があるコマンドを表す。
- 想定される出力: 出力のサンプルであり、コマンドまたは編集済みファイルの出力を確認するときに使用する。
- 注意: ヒントや重要なガイダンス。
- 検討: あるコンセプトを自分の環境でどのように応用できるかを考えたり、学習中のトピックについて議論したりする時間。
- タスク完了: ラボのまとめや要点を示す。