ラボの概要
このラボでは、AWS サーバーレスアプリケーションモデル (AWS SAM) を使用して、AWS CloudFormation スタックを作成する方法について説明します。そのスタックを使って、グリッド作成のアプリケーションに必要なリソースと依存関係をデプロイします。
最初に、SAM を使用して CloudFormation スタックを作成し、グリッド作成のアプリケーションに必要なリソースと依存関係をデプロイします。リソースには、Amazon API Gateway エンドポイント、AWS Lambda 関数、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケット 2 つ、Amazon DynamoDB テーブルが含まれます。AWS SAM を使用すると、デプロイプロセスを自動化でき、必要なリソースを簡単に作成して管理できます。
リソースがデプロイされた後、Amazon API Gateway で作成された API を呼び出してアプリケーションの機能をテストします。API は Lambda 関数のフロントエンドとして機能します。受け取ったリクエストに基づいて API によって Lambda 関数が起動されます。Lambda 関数は、S3 バケットへの画像のコピー、DynamoDB テーブルへの uniqueGridId データの書き込み、新しいグリッド画像の生成、グリッド画像を閲覧するための署名付き URL の生成など、さまざまなタスクを実行します。
このラボは、自分のスキルを試したいと考えているデベロッパーに課題を提供するために作成されています。実行の大まかな手順が示され、自身で解決策を見つける機会を得られます。途中で行き詰まった場合でも、このラボには受講者をサポートするヒントと解決策が用意されています。
目標
このラボを修了すると、次のことができるようになります。
- AWS SAM を使用して、デプロイパッケージを構築する。
- AWS SAM を使用して、アプリケーションに使用するリソースの作成を自動化する。
- API を実行し、グリッド画像と S3 署名付き URL を作成する。
技術知識の前提条件
このラボを進めるには、以下の技術的知識が必要です。
- AWS マネジメントコンソールの基本的な操作について理解している。
- AWS Cloud9 のコードエディタとターミナルを使用して、スクリプトを編集および実行することに熟知している。
- API Gateway、AWS SAM、Lambda、CloudFormation に関する基本的な理解があって精通している。
- AWS のサービスやサーバーレスコンピューティングの使用経験があると役立つが、必須ではない。
所要時間
このラボの所要時間は 60 分です。
アイコンキー
このラボでは、さまざまな種類の手順と注記への注意を促すため、各種アイコンが使用されています。以下のリストは、各アイコンの目的を説明したものです。
- コマンド: 実行する必要があるコマンドを表す。
- 想定される出力: 出力のサンプルであり、コマンドまたは編集済みファイルの出力を確認するときに使用する。
- 注意: ヒントや重要なガイダンス。
- 検討: あるコンセプトを自分の環境でどのように応用できるかを考えたり、学習中のトピックについて議論したりする時間。