ラボの概要
このラボでは、Amazon DynamoDB テーブルの作成方法と、アプリケーションによって使用される、Amazon API Gateway でホストされる API の作成方法について説明します。
このラボでは、まず DynamoDB テーブルを作成するプロセスを説明します。このテーブルは、API に送信される uniqueGridId データを格納するために使用されます。API Gateway は、Lambda 関数のフロントエンドとして機能します。次に、PUT オペレーションを使用して、uniqueGridId から Amazon Simple Storage (Amazon S3) オブジェクトへのマッピングを格納するように Lambda 関数を更新します。
AWS Lambda 関数を更新したら、アプリケーションをデプロイします。その後、API Gateway リソースを作成して、Lambda 関数へのルートを追加し、画像をコピーしてグリッド画像を作成します。すると、API Gateway は Lambda 関数のイニシエータとして機能できるようになります。
最後に、API Gateway から API を呼び出して結果を確認することで、API の機能をテストする手順を説明します。API Gateway によって Lambda 関数がアクティブ化される方法を確認できます。また、新しいグリッド画像の作成、S3 署名付き URL の作成、DynamoDB テーブルへの uniqueGridId データの設定により、Lambda 関数が S3 バケットに対して目的のオペレーションをどのように実行するかを確認することもできます。
目標
このラボを修了すると、次のことができるようになります。
- DynamoDB テーブルを作成する。
- dynamodb.put_item を使用して、uniqueGridId から S3 オブジェクトへのマッピングを保存するようにアプリケーションを更新する。
- アプリケーションをデプロイする。
- API Gateway を使用して API を作成する。
- API を実行して、グリッド画像と S3 署名付き URL を作成する。
技術知識の前提条件
このラボを進めるには、以下の技術的知識が必要です。
- AWS マネジメントコンソールの基本的なナビゲーションに精通している。
- AWS Cloud9 コードエディタおよびターミナルを使用したスクリプトの編集や実行に習熟している。
- Amazon S3 の基本を理解しており、扱った経験がある。
- Amazon API Gateway の基本を理解しており、扱った経験がある。
所要時間
このラボの所要時間は 60 分です。
アイコンキー
このラボでは、さまざまな種類の手順と注記への注意を促すため、各種アイコンが使用されています。以下のリストは、各アイコンの目的を説明したものです。
- コマンド: 実行する必要があるコマンドを表す。
- 想定される出力: 出力のサンプルであり、コマンドまたは編集済みファイルの出力を確認するときに使用する。
- 注意: ヒントや重要なガイダンス。
- 検討: あるコンセプトを自分の環境でどのように応用できるかを考えたり、学習中のトピックについて議論したりする時間。