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COVID-19と労働:COVID-19流行下の職場における健康と安全性の維持

via OpenWHO

Overview

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職場は、世界各地のCOVID-19パンデミックの拡大と抑制の両方において重要な役割を果たしてきました。パンデミック以降、健康的かつ安全な職場が確保されることは、人々の権利です。安全かつ健康的で、風通しのよい職場を維持することは、暮らし、幸福、公衆衛生を守る上で極めて重要です。重要な公衆衛生上の対策を行うことは、労働者、顧客、コミュニティ全体を守る上で役立ちます。本コースは、導入パートと5つのモジュールを通じて、労働者とその代表者、ビジネスリーダー、雇用者、管理監督者、労働安全衛生の専門家に対し、COVID-19流行下で自分自身と職場を守る方法について指導することを目的としています。

本コースのモジュール4および5は、英国労働安全衛生協会(IOSH)と共同で作成されました。

写真の提供:WHO / Blink Media - E. Jabi

Syllabus

Course information

このコースは次の言語で利用可能です。

English

概要: 本コースは、労働者とその代表者、ビジネスリーダー、管理監督者、労働安全衛生の専門家に対し、COVID-19流行下で職場を守る方法について指導することを目的としています。本コースは、感染予防対策および労働安全衛生の専門家が解説した導入パートと5つのビデオモジュールで構成されています。本コースは、COVID-19の原因ウイルスであるSARS-CoV-2とは何か、職場でどのように感染するか、どのような職場環境で曝露のリスクが最も高いかについて、基本情報を用いて開始します。「対策の階層」と、COVID-19からあなたの職場を守るためにそれをどのように適用するかについて説明します。また、職場での個人防護具(PPE)の使用、環境消毒、ソーシャルディスタンスを確保するための対策について説明します。モジュール2では、職場での感染リスクレベルの評価方法について取り上げます。モジュール3では、労働者のスクリーニング検査を行い、クラスターを早期に特定し、クラスターに効果的・効率的・倫理的に対応する方法についてのツールを提供します。モジュール4では、在宅勤務時の健康で安全な状態を維持する方法に焦点を当てます。これには、在宅勤務の身体的および精神的な影響も含まれます。最後に、職場復帰の準備、段階的再開の実施方法、職場のすべての労働者を保護する通常業務の再開と復旧の方法について話し合います。

学習目的: 本コースを完了すると、以下のことができるようになります:

  • SARS-CoV-2(COVID-19の原因となるウイルス)とは何か、仕事でどのように感染し、どの労働者が影響を受ける可能性が最も高いかを説明できる。
  • 職場で感染予防対策(IPC)の方針を適用することができる。
  • 職場で対策の階層にもとづいたCOVID-19対策を実施できる。
  • COVID-19曝露に関する職場のリスクアセスメントを理解し、貢献することができる。
  • 職場でのアウトブレイクの対応方法を説明できる。
  • 職場の閉鎖や在宅勤務の期間を通して、自分自身と労働者の健康や安全を管理する方法を説明できる。
  • 職場に安全に復帰する方法を説明できる。

コース時間: 約2時間

認定書: すべての確認テストで計80%以上を正解した参加者には、達成記録の認定書が与えられます。達成記録を受け取った参加者は、このコースのオープンバッジをダウンロードすることもできます。方法については、こちらをクリックしてください。

本コースのモジュール4および5は、[英国労働安全衛生協会(IOSH)]と協力して作成されました。

労働衛生に関するWHO協力センターの産業医科大学(University of Occupational and Environmental Health, Japan)と労働安全衛生総合研究所(National Institute of Occupational Safety and Health, Japan)の支援により、COVID-19 and work: Staying healthy and safe at work during the COVID-19 pandemic, 2021は日本語に翻訳されました。WHOは、翻訳の内容又は正確性に責任を負いません。英語と日本語との間に齟齬がある場合は、原文である英語版を拘束力を有する正式な版とします。

Course contents

  • はじめに:

    この導入モジュールでは、本コースの概要と重要なコンセプトについて説明します。
  • モジュール1:職場におけるCOVID-19感染予防対策の基礎:

    本モジュールを完了すると、以下のことができるようになる:職場における対策の階層を説明できる。職場での感染を減らすために感染予防対策(IPC)の原則を適用できる。
  • モジュール2:職場での感染リスクのアセスメント:

    本モジュールを完了すると、以下のことができるようになる:職場での曝露のリスクアセスメントにおいて考慮すべき点を説明できる。曝露リスクを低、中、高のいずれかに分類できる。個人のリスクプロファイルを特定できる。
  • モジュール3:職場でのCOVID-19に対する対応:

    本モジュールを完了すると、以下のことができるようになる: スクリーニング検査と接触者追跡を通じて、職場でのCOVID-19のクラスターを特定し、迅速に対応することができる。
  • モジュール4:安全で健康的な在宅勤務: 助言とテクニック:

    本モジュールを完了すると、以下のことができるようになる: 職場や地域におけるCOVID-19感染を抑制する上での在宅勤務の重要性を説明できる。 在宅勤務が組織のリスクにどのような影響を及ぼす可能性があるかを理解し、より安全な在宅勤務を促進するための労働者と管理監督者の役割の説明ができる。 長期に及ぶ在宅勤務期間中に在宅勤務者が受ける可能性のある精神的および身体的影響を説明できる。 確認した精神的および身体的影響を軽減するための対策を説明し、導入できる。
  • モジュール5:職場の再開:

    本モジュールを完了すると、以下を説明できるようになる: 職場のCOVID-19に対する安全性を確保するために使用できる対策の階層に基づく行動。COVID-19に対する安全性を確保する消毒対策に関する検討事項。COVID-19パンデミックにより引き起こされた長期の不在期間後に職場に復帰する準備において組織が取れる・取るべき対策。組織が全体的なニーズに対応する方法

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