ラボの概要
このラボでは、AWS CodeCommit と AWS CodeBuild という 2 つの AWS デベロッパーツールを使用して、AWS の開発サイクルに集中して取り組みます。まず、AWS Cloud9 統合開発環境 (IDE) に接続し、CodeCommit リポジトリ (repo) のクローンを作成します。次に、Java アプリケーションを編集し、AWS CodeCommit を使用して、更新されたファイルをリポジトリにプッシュすることで変更を安全に保存します。AWS CodeBuild コンソールを使用して、アプリケーションのビルド、.jar ファイルの生成、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) アーティファクトバケットへの保存という次のステップを自動化するビルドプロジェクトを実行します。ビルドプロジェクトが完了したら、.jar ファイルを AWS Cloud9 IDE にコピーし、.jar ファイルを実行します。この演習では、ベストプラクティスと統合の効果を強調して、最新の AWS バックエンド開発ワークフローを包括的に見ていきます。
目標
本ラボを修了すると、次のことができるようになります。
- AWS Cloud9 IDE を使用して CodeCommit リポジトリのクローンを作成し、このラボで使用する Java コードを編集する。
- CodeCommit のユーティリティを理解してから、コード変更をコミットして CodeCommit リポジトリにプッシュする。
- CodeCommit と CodeBuild の統合について理解し、自動ビルドプロセスの動作を観察する。
- S3 バケットから .jar ファイルを取得し、AWS Cloud9 IDE で実行する。
技術知識の前提条件
- AWS Cloud9 インターフェイスに精通していると、ファイルを開いて内容を表示したりテキストエディタでコマンドを変更したりできるので、役立ちます。
- Git と基本的な Git コマンドの経験。
- このラボを完了するには、AWS CodeCommit の経験が役立ちますが、必須ではありません。
所要時間
このラボの所要時間は 40 分です。
アイコンキー
このラボでは、さまざまな種類の手順と注記への注意を促すため、各種アイコンが使用されています。以下のリストは、各アイコンの目的を説明したものです。
- コマンド: 実行する必要があるコマンドを表す。
- 想定される出力: 出力のサンプルであり、コマンドまたは編集済みファイルの出力を確認するときに使用する。
- 注意: ヒントや重要なガイダンス。
- 検討: あるコンセプトを自分の環境でどのように応用できるかを考えたり、学習中のトピックについて議論したりする時間。
- タスク完了: ラボのまとめや要点を示す。