概要
AWS CodeCommit は、プライベート Git リポジトリをホストする、スケーラブル性の高いマネージド型のソース管理サービスです。CodeCommit を使用すると、Amazon S3 と Amazon DynamoDB にデータを保存し、リポジトリで高度なスケーラビリティ、可用性、耐久性を実現できます。必要なのは、コードを保存するリポジトリの作成のみです。プロビジョンやスケールのためのハードウェアや、インストール、設定、操作が必要なソフトウェアはありません。
このハンズオンラボでは、AWS デベロッパーツールの一部である AWS CodeCommit の実践演習を行います。このラボでは、まず AWS CodeCommit にコードリポジトリを作成します。次に、EC2 で実行中の Linux インスタンスにローカルリポジトリを作成します。ローカルリポジトリの作成後、これを一部変更します。その後、変更内容を AWS CodeCommit リポジトリに同期 (コミット) します。
取り上げるトピック
このラボでは以下の方法に関するデモンストレーションを行います。
- Amazon マネジメントコンソールで AWS CodeCommit を使用して、コードリポジトリを作成する
- Git を使用して Linux インスタンスにローカルコードリポジトリを作成する
- ローカルリポジトリと AWS CodeCommit リポジトリを同期する
前提条件
このラボは、ソースコードリポジトリの基本原理についての知識があり、開発経験をお持ちの方を対象としています。受講者は、Amazon EC2 で実行中のインスタンスへの SSH 接続を作成し、Linux のコマンドラインから Linux コマンドとエディタを使用することに慣れている必要があります。また、受講者はこのラボを受講する前に、少なくとも Introduction to Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) を修了している必要があります。
アイコンキー
このラボでは、さまざまな種類の手順と注記への注意を促すため、各種アイコンが使用されています。以下のリストは、各アイコンの目的を説明したものです。
- 実行する必要のあるコマンド
- コマンドまたは編集済みファイルの出力の検証に使用できるサンプル出力
- ヒントや重要なガイダンス
