情報システムは、現在の我々の生活になくてはならないものになっています。
けれども、生活の中でどんな場面にどんな情報システムの知識が使われているのか、そしてそれを支える仕事はどのようなものがあるのかを知っている方は少ないのではないでしょうか?
本講座では、情報システムが生活のどのような場面に使われ、情報システムを学ぶことでどのような職業の選択が可能であるかを学びます。
大学での学びとは何かがわかる補助教材も提供しますので、これから大学入試を控えている学生・生徒のみなさん、その保護者のみなさんは、是非ご活用ください。
Overview
Syllabus
第1週:情報システムの読み書きそろばん
全ての学習の基礎として「読み書きそろばん」があるように、情報システムを学ぶにあたって知っておいてほしい基礎知識について学びます。まず、コンピュータや情報システムとは何かを知り、身の回りのコンピュータや情報システムについて具体的に紹介します。その中から、みなさんが良く使う情報機器の取り扱いやマナーについて学習します。
第2週:こんなところに情報システム!
パソコン以外の多くのコンピュータが社会生活を支えていることを理解するため、最新の情報システムについて学びます。また、情報システムを使って社会生活をより豊かにするために、どんな研究が行われており、それらの研究を行うために大学でどのような講義が実施されているのかを、事例をもとに紹介します。
第3週:情報システムの専門
情報システムはさまざまなところで利用されており、多種多様な専門領域が考えられます。そこで、情報処理技術者(国家)試験を実施しているIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)で定義されている共通フレームを軸に、情報システムは何をするか、情報システムの構築はどのようにするか、という視点で情報システムの専門領域を学びます。
第4週:情報システムの仕事
これまで紹介してきたことを学んで行くことで、実際にどんな仕事に就けるのか、その仕事はどんなものかを紹介します。IPAで定義されているITスキル標準、キャリアフレームワークを基に、一般的にプログラマやシステムエンジニアと呼ばれている職種が、どのように定義され、どのような仕事を行うのかを学習します。
Taught by
Hiramatsu Ayako, Goto Akihiko and Takane Shinya