ラボの概要
このラボでは、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for SQL Server の使用方法に関する概要を説明します。
目標
本ラボを修了すると、次のことができるようになります。
- Amazon Relational Database Service (RDS) SQL Server インスタンスを作成する。
- Microsoft SQL Server Management Studio を使用して RDS インスタンスに接続する。
- ローカルデータベースから Amazon RDS SQL Server データベースにデータをエクスポートする。
前提条件
このラボの前提条件は以下のとおりです。
- Google Chrome ブラウザを利用できる。Fleet Manager RDP の使用時に RDP セッションとローカルマシン間で双方向のコピーアンドペーストが可能なブラウザは Chrome のみであるため、本ラボでは Chrome をインターネットブラウザとして使用する。
- Microsoft Windows、Mac OS X、または Linux (Ubuntu、SuSE、Red Hat) が搭載されているコンピュータを利用できる
- AWS コンソールの操作に慣れている。
アイコンキー
このラボでは、ガイドの特定部分への注意を促すため、さまざまなアイコンが使用されています。以下のリストは、各アイコンの目的を説明したものです。
- コマンド: 実行する必要があるコマンドです。
- 追加情報: 特記事項または重要な情報を示す。
- 注意: 注意のアイコンには、重要なヒント、コツ、ガイダンス、アドバイスが示される。
- 勧告: 特記事項または重要な情報への注意を促す。勧告を読み忘れてもサービスが停止したり、データが失われたりすることはないものの、特定のステップを再度行わなければならない場合がある。
- 想定される出力: 出力のサンプルであり、コマンドまたは編集済みファイルの出力を確認するときに使用します。
- まとめ: ラボのまとめや要点を示す。
Amazon Relational Database Service (RDS)
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) は、クラウドでリレーショナルデータベースのセットアップ、運用、スケーリングが簡単に行えるウェブサービスです。このサービスでは、MySQL、MariaDB、PostgreSQL、Oracle、SQL Server のデータベースを作成して使用できます。つまり、既存のデータベースで現在使っているコード、アプリケーション、およびツールを、Amazon RDS で使えるということです。
Amazon RDS for SQL Server を使用して、Express、Web、Standard、Enterprise など、SQL Server (2008 R2、2012、2014、2016) の複数のエディションを数分でデプロイできます。デプロイしたデータベースは、コスト効率が高く、コンピューティング性能の増減も可能です。バックアップ、ソフトウェアのパッチ適用、モニタリング、ハードウェアのスケーリング、高可用性の設計といった多くのデータベース管理タスクは Amazon RDS によって簡素化されるため、お客様はアプリケーション開発に集中できます。