ラボの概要
AWS Application Discovery Service を使用すると、オンプレミスデータセンターの情報を収集し、移行プロジェクトを立案できます。Application Discovery Service エージェントは、実行するワークロードの設定、使用状況、動作のデータをサーバーから収集します。収集したデータは、AWS 上における運営の総保有コスト (TCO) の見積もりに役立つ他、AWS への移行の計画に使用できます。AWS Migration Hub では、このデータの表示、検出されたサーバーを AWS に移行する計画の立案、移行の進捗状況の追跡を行えます。
このラボでは、Application Discovery Service エージェントをインストールし、AWS Migration Hub を使用して、収集したデータを表示します。
目標
本ラボを修了すると、次のことができるようになります。
- Discovery Service エージェントをインストールし、データを収集する。
- 検出されたデータとネットワーク接続を表示する。
- 検出されたデータから、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスのレコメンデーションを取得する。
技術知識の前提条件
このラボを修了するためには、次の手順を理解している必要があります。
- AWS マネジメントコンソールを操作する。
- Lunux 環境でシェルコマンドを使用する。
- リモートデスクトップクライアントを使用して、以下のリモートインスタンスのいずれかに接続する。
- Windows コンピュータ上のリモートデスクトップクライアント (MSTSC.exe を実行してクライアントを開く)
- Mac コンピュータ上の Microsoft リモートデスクトップ
- Linux コンピュータ上の Remmina
所要時間
このラボの所要時間は約 60 分です。
アイコンキー
このラボでは、さまざまな種類の手順と注記への注意を促すため、各種アイコンが使用されています。以下のリストは、各アイコンの目的を説明したものです。
- コマンド: 実行する必要があるコマンドです。
- 想定される出力: 出力のサンプルであり、コマンドまたは編集済みファイルの出力を確認するときに使用します。
- 注意: ヒントや重要なガイダンスです。
- 追加情報: 詳細を確認可能。
- 警告: 特記事項または重要な情報です (この情報を読み忘れても、機器やデータに問題が発生するというわけではありませんが、特定のステップを繰り返す必要が生じる可能性があります)。
- 警告: 元に戻すことが不可能で、コマンドやプロセスの失敗に影響を与える可能性があるアクションです。中には、いったん実行すると元に戻せない設定への警告もあります。
- コピー編集: 特定の変数を編集する際は、コマンドラインまたはターミナルで直接編集するより、コマンド、スクリプト、その他のテキストをテキストエディタにコピーする方が簡単な場合があります。
- ヒント: 質問や課題のヒント