What you'll learn:
- Pythonを使ってオブジェクト指向プログラミング(OOP)の概要と、OOPのための文法を学びます
- オブジェクト指向が誕生した歴史的な背景が理解できます
- オブジェクト指向で開発するメリットが理解できます
- クラス・インスタンスの使い方と、オブジェクト指向にどう活かされるのかが理解できます
- オブジェクト指向のアイデアを、開発に自在に使えるレベルになるために、この講座の後に学ぶべきことを知れます
この講座の特徴
この講座は、オブジェクト指向をよくわかっていないあなたが、「オブジェクト指向とはなにか?」を理解するための講座です。
オブジェクト指向は、Pythonの文法を学んだときに最後に出てくるクラス・インスタンスなどのあれです。
最後の方に出てきたので一応学んだけれども、「どう役立つのか?」が理解できなかった、という方も多いのではないでしょうか?
それもそのはずで、オブジェクト指向は開発の総合技術であり、自身の開発に活用できるようになるまでには、数多くのことを学ばなければいけません。
この講座は、他の教材では最後の方にちょっと出てくるやつである、オブジェクト指向「だけ」を2時間以上かけて徹底的に解説した講座です。
あなたにとって、今までまったくわからないものだったオブジェクト指向を、
「今すぐに開発に使えと言われたら無理だけど、オブジェクト指向がどういうものであるかはわかった!」
と思えるレベルまで連れて行くのがこの講座の目標です。
講座の進み方
なにごともそうですが、それが誕生した背景を知ると理解が深まります。
この講座でも、オブジェクト指向の誕生までの歴史から解説していきます。
歴史を学ぶことでオブジェクト指向が、当時あった問題を解決するために、必然性をもって誕生した技術であることが理解できるかと思います。
その後は具体的に、どのような仕組みによって問題を解決しているのかを、Pythonのプログラムを使いながら説明していきます。
オブジェクト指向の三大要素だけでなく、データ型・引数の値渡しと参照渡し・デコレータなど、Pythonオブジェクト指向の周辺知識についても解説しています。
また各セクションでは、理解度の確認のための演習問題も用意しております。
演習に取り組むことで、理解した「つもり」で終わらないようにしましょう。
Google ColaboratoryというGoogleが提供するブラウザ上のPython実行環境を用いて学習を進めます。
めんどうな環境構築が不要なので、オブジェクト指向の学習に集中できます。